和歌山あらかわの桃八旗農園

実は、和歌山は、西日本最大の産地だということをご存知でしたか?和歌山は桃も産地なんです!和歌山の中でも、特に有名な桃が「あら川の桃」です。

和歌山あらかわの桃八旗農園

西日本で、桃といえば…岡山じゃないの?という方も多いでしょう。確かに桃太郎のイメージも強いので、そう考えがちですが、実は、和歌山の方が収穫量、出荷量ともに多いのです。

桃の収穫量は、農林水産省の最新のデータ(令和元年度)によりますと、山梨、福島、長野、山形に続いて、和歌山は、第4位。

なので、西日本一の桃の産地は、和歌山なんだ!ということは覚えておいていただけると嬉しいです。

桃生産和歌山4位

農林水産省サイト作況状況(果樹)令和元年産もも、すももの結果樹面積、収穫量及び出荷量

https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/attach/pdf/index-32.pdf

さて、では「あら川の桃」は、なぜそんなに人気なのか?ということを少しお話します。

もともと「あら川の桃」と言われるのは、「和歌山県紀の川市桃山町」で生産されている桃に限定。そして、特許庁にも商標登録されています。

歴史は古く、安楽川(あらかわ)地区での桃栽培の起源は、寛永二年(1625年)。つまり約400年前。

当時から、この桃山町は、紀の川流域の左岸に面している関係で、水はけのよい砂と小石を多く含んだ土地であり、さらに温暖な気候も合わさって、桃の栽培で好立地であったのです。

紀の川和歌山あら川の桃
紀の川

7月から8月中旬にかけて、この地区は、その名の通り「桃源郷」となり、桃山地区全体から桃の香りでいっぱいになります。

しかし、2020年7月3日〜7日にかけての季節外れの暴風雨により、出荷直前の「あら川の桃」たちは、大ダメージを受けてしまいます。

桃被害2020夏暴風雨

たわわに育った桃は、風雨による圧力で、多くが地面に落ちてしまいました。和歌山県全体でも数千万円の被害だったと言われています。

それでも、この時期、お店等で和歌山県産の桃に出会えるというのは、本当に桃の生産農家さんのおかげでですね。私たちが被害を受けた農家さんたちにできることは唯一つ!お店で見かけたら、買うことです!(笑)

レストランあんちんでも、OTERA MAE ANCHINプロジェクトで、お世話になっている「八旗農園」さん。

和歌山八旗農園あんちん

なんと、この400年続く桃の製法にさらに磨きをかけ、科学的にエビデンスのある「木」のツボを刺激する「ニードル製法」という、ポリフェノール量のアップ、樹木の回復させる最新技術にも取り組まれています。

また、通常の桃はもちろん、こだわりのピューレなど、最高・最良の桃を様々に加工してお届けできるのも八旗農園さんの強み。

あら川の桃加工品八旗農園

桃の最盛期自体は、7月〜8月お盆までですが、その前後も、あら川の桃が楽しめますので、ぜひ、レストランあんちんでお買い求めくださいね。

ご不明な点は、まずはお電話頂ければと思います!

0738-24-1500

あんちん
〒649-1331 和歌山県日高郡日高川町大字鐘巻1745-3

今回ご紹介した八旗農園さん

TEL:0736-79-3138

〒649-6122 和歌山県紀の川市桃山町元266-3
http://www.hakkifarm.com/